子ども向けのSDGsイベントとは?なぜ今イベントでSDGsが重要なのか

イベント主催者の皆様、「SDGsイベント」という言葉、最近よく耳にしませんか?
商業施設、企業、自治体、実行委員会の皆様の中には、
- 増えているのは知っているが、具体的に何をすれば?
- なぜ今、イベントで取り組む必要があるのか?
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
私たち「こども企画合同会社」も、子ども向けイベントを通じてSDGsへの貢献を目指しており、その重要性を日々実感しています。
本記事では、SDGsイベントの基本的な考え方から、イベントでSDGsに取り組むべき理由、そして具体的なメリットまでをイベント企画担当者向けにわかりやすく解説いたします。
イベントが持つ大きな影響力と、SDGsへの取り組みが未来にどんな可能性をもたらすのか、ご一緒に考えていきましょう。
SDGsとは何か?簡単に解説
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」を指します。これは、2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までに達成を目指す世界共通の目標です。
SDGsは、地球上で「誰一人取り残さない」ことを誓い、貧困や不平等、気候変動といった地球規模の課題解決を目指しています。具体的には、以下の17の目標と、さらに詳細な169のターゲット(達成基準)で構成されています。
目標数 | ターゲット数 | 達成年限 |
---|---|---|
17 | 169 | 2030年 |
これらの目標は相互に関連しており、経済・社会・環境の三側面から持続可能な世界の実現を目指しています。
なぜSDGsが生まれたかというと、地球の抱える課題が国境を越え、私たち一人ひとりの未来に深く関わっているからです。
「SDGsイベント」とは?
「SDGsイベント」とは、イベントの企画・運営プロセス全体にSDGsの考え方や目標を取り入れた取り組みのことです。
単にSDGsをテーマにしたイベントだけでなく、例えば以下のような活動も含まれます。
- 環境への配慮:
- 使い捨て資材の削減
- 省エネルギー設備の利用
- ゴミの分別徹底・リサイクル推進
- 社会への貢献:
- 地元の食材や製品の使用
- 障がいのある方や高齢者への配慮
- 収益の一部をチャリティに寄付
- 多様性の尊重:
- あらゆる人が参加しやすいユニバーサルデザインの導入
- 多様な文化や価値観を学ぶ企画
イベントを通じて社会や環境にポジティブな影響を与えることを目指します。企画段階からSDGsを意識することが重要だと当社は考えています。
なぜ今、イベントでSDGsへの取り組みが重要なのか?(イベント主催者が取り組むべき理由)
現在においてイベントでSDGsに取り組むことは、もはや「任意」ではなく、社会からの強い「要請」となっていといえるでしょう。
その背景には、以下の要因があります。
- 社会的な要請の高まり:
- 消費者・参加者のSDGsへの関心増大
- 企業評価におけるESG(環境・社会・ガバナンス)視点の重視
- 国や自治体によるSDGs推進政策の強化
イベントは多くの人々が集まる場であり、情報発信力を持つと同時に、環境負荷や地域への影響も発生します。
この大きな「影響力」とそれに伴う「責任」を理解し、SDGsを取り入れることで、イベントを社会や環境への貢献のポジティブな機会へと変えることができるのです。
イベントでSDGsに取り組む具体的なメリット
イベントでSDGsを取り入れることは、主催者にとって多くの利点をもたらします。主なメリットは以下の通りです。
メリット | 具体的な内容 |
---|---|
イメージ・信頼性の向上 | 社会的責任を果たす姿勢が評価され、企業やブランドイメージが向上します。共感を得やすく、ファン獲得にもつながります。 |
集客力・訴求力の強化 | SDGsに関心のある層に響き、イベント自体の魅力や付加価値が高まります。競合イベントとの差別化にも有効です。 |
関係者のエンゲージメント向上 | 従業員や関係者が社会貢献に関わることで、仕事への誇りや一体感が生まれます。 |
新たなビジネス機会創出 | SDGs関連企業や団体との連携や、サステナブルな商品・サービスの導入など、新しい事業展開の可能性が広がります。 |
コスト削減の可能性 | 省エネルギーやゴミ削減・リサイクルを徹底することで、運営コストの削減につながるケースもあります。 |
これらのメリットはイベントの成功だけでなく、組織全体の持続的な成長にも貢献するといえるでしょう。
子供向けイベントでSDGsに取り組む際のポイント(企画担当者向け)
SDGsイベント――難しく考えすぎず、まずは「できること」から始めましょう!
- 完璧を目指さず、スモールスタートを
- 使い捨て資材を減らす
- ゴミの分別を徹底するなど、一つからで大丈夫です。
- イベントのテーマに合った目標を選ぶ
- 例えば、環境系イベントなら「目標7, 12, 13, 14, 15」、地域活性なら「目標8, 11, 16」、教育なら「目標4」のように関連付けられます。
- 関係者と協力
- 参加者、出展者、スタッフみんなで取り組む意識を共有しましょう。
- 取り組みを分かりやすく伝える
- なぜSDGsに取り組むのか、何をしているのかを告知しましょう。
弊社のこども用電動ラジコンカーイベントは、EVを使ったエコでCO2を排出しない遊びを提供(目標7)、地域活性化(目標8)、多様な企業・団体との連携(目標17)など、様々なSDGs目標への貢献が可能です。
無理なく、楽しく、SDGsをイベントに取り入れていきましょう。
こども企画のサステイナビリティー – SDGsの取り組みはこちら
最後に:次世代型イベント企画のご提案
数あるイベントアイデアの中から、特におすすめしたいのが当社の子供用電動乗用ラジコンカーの体験会です。これは単なるアトラクションではなく、未来を担う子供たちの成長と、持続可能な社会への貢献(SDGs)を同時に叶えるイベントです。
安全性
当社の子供用電動乗用ラジコンカーは、速度制限機能や保護者の方のリモコン操作など、徹底した安全面に配慮した設計がされています。小さなお子様でも安心して楽しんでいただけます。
楽しさ
子供用電動乗用ラジコンカーは、子供たちにとって夢のような体験です。車という馴染のある乗り物を、自分で運転する(しているように感じる)楽しさ、スピード感は、子供たちの心を躍らせます。また、電動EVで動くクリーンな乗り物に触れることは、SDGsの7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」目標12「つくる責任つかう責任」で掲げられる持続可能な社会への意識を育む小さな一歩にもなり得ます。大人も一緒になって楽しめるため、親子で最高の思い出を作ることができます。
集客効果
子供用電動乗用ラジコンカーは、SNS映えするフォトスポットとしても活用できます。憧れの高級車を再現した車体や、子供たちが笑顔で運転する姿は、写真や動画に最適です。SNSでの拡散を通じて、イベントの集客効果を高めることができるでしょう。
運営
当社専門のスタッフが準備から運営まで行うため、イベント主催者側の負担はほとんどありません。また、必要最低限の設備と運営体制で成り立つため、不必要なモノ・コトのロスを最小限に抑えることができます。イベント主催者の皆様と協力し、SDGs目標12.5「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」を目指せます。
費用対効果
他の大型遊具と比較してコストが低く、短期間(1日)から実施可能です。
子供用電動乗用ラジコンカー体験会は、安全性、楽しさ、集客効果、運営のしやすさ、費用対効果のすべてにおいて優れた、次世代型のイベントです。子供たちの笑顔と安全を守りながら体験の機会を提供し、環境への意識を育む可能性を持つこの体験会は、SDGsの理念とも連携しより豊かな社会の実現に貢献できると考えています。